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10|| 新聞紙でエコバックを作ろう

2010.7.8(木) 【こうち生協】


  単協業務でこうち生協さんの東支所に行ったところ、会議室でなにやら楽しそうな気配が・・・。ちょっとのぞくと、組合員さんたちが机の上に新聞紙やはさみや定規を広げて工作中。副支所長の前田さんが「商品活動委員会が新聞紙のエコバッグの作り方を教えてもらいゆうがですよ。のぞいていきますか?」と声をかけてくださったので、ずうずうしくも入らせていただきました。

 こうち生協さんでは、県内7か所の支所(共同購入配送拠点)にそれぞれ商品活動委員会という組合員組織があり、産地見学や商品学習、商品に関する組合員参加企画などを行っています。東支所の商品活動委員会で2010年度の活動計画を検討した時、エコバッグのことが話題になり、みんなで作り方を習ってみようということになったそうです。

新聞紙のエコバッグといえば、本家は「四万十ドラマ」。今回講師に来てくださったお二人は「四万十ドラマ」の新聞紙エコバッグの作り方のインストラクター。目配りができるようにと講師一人につき1回の参加人数は3~4人で、なるほど、折り方やきれいな紙面をバッグの側面にうまく配置するコツなど、参加者一人一人に丁寧におしえていらっしゃいました。

商品活動委員会を担当している前田副支所長は「1回の人数が限られたので、今日、全部で3回やりましたよ。1回やるのに2時間ぐらい。最後の回には、職員も参加させてもらいました。参加した皆さん楽しそうでよかったです。」と笑顔でした。前田副支所長が話すには、新聞紙のエコバッグを作るようになると、毎日の新聞を見る目が変わってくるとインストラクターさんがおっしゃっていたそうです。背広の裏地に凝るような気分でエコバッグの内側に使う新聞紙にも凝ってみたり、紙をねじってつくる『持ち手』の部分に奇麗な模様が出るような紙面を探すとか、楽しみ方はどんどん広がるそうです。

この日の教室では、大・中・小の3パターンのエコバッグが作られていました。たとえば、手作りのお菓子を友達に配るときや、家庭菜園の収穫物をおすそ分け(押しつけ?)する時など、自分で作った小ぶりのエコバッグにいれて渡すと、もらったほうもちょっと楽しくなりますね。なにより、エコバッグを作っている時の皆さんは、新聞紙を折ったり、切ったり、のりをつけたり、真剣に、そして本当に楽しそうでした。環境に優しいだけでなく、作るとき、使うとき、もらうときそれぞれの場面で気分をハッピーにさせてくれそうな手作りエコバッグです。

(S)