会員生協探訪記 43
2013.3.17(日) 【高知県労働者共済生協(全労済)】
『ぼうさいカフェin高知』が開催されました
天気の良い日曜日、高知市中央公園で全労済高知県本部による『ぼうさいカフェin高知』が開催されました。
「ぼうさいカフェ」は、内閣府が防災知識モデル普及事業として、防災力向上や防災意識を高めるために推進している取り組みで、カフェに行くように気軽に学んでほしいと様々なイベントが企画されているとのこと。 全労済さんでは2007年からこの取り組みに賛同し、全国で「ぼうさいカフェ」を展開しており、今回初めて高知で開催されることになったそうです。
ステージでは、防災キャラクターショーに子どもたちが釘付けとなり、堀内佳さんのコンサートを早くからステージ前で待っている方がいたり、人形劇やミニライブ防災クイズなど 大人も子どもも楽しめる企画が用意されていました。
体験コーナーでは、起振車体験にできた長蛇の列を横目に煙体験をしてきました。 テントの中は真っ白!! 目の前にあるはずの仕切り幕がまったく見えません。手探りでの脱出にテント内だとはわかっていても少し不安になりました。今回体験用の煙なので無味無臭に近いのですが、実際には色々なものが焼けその成分の混ざった煙と、臭いにせき込み見えないことが重なりパニックになってしまうでしょうね。 本番は経験したくないです。
他に消防車乗車体験もあり、子どもたちが嬉しそうに運転席でハンドルを握っていました。消防服も着せてもらっていましたよ。
また、防災グッズコーナーでは防災ボートの展示やライフジャケットなどの防災グッズの展示がありました。その中に、非常食の試食展示があり、高知県立大健康栄養学部学生と高知の食品会社が共同で開発したそうです。カレーと中華丼があり、中華丼の試食をさせていただきましたが、出汁がきいていて生姜の味も程よくなかなかおいしかったです。
最近は地震、津波、台風、強風、洪水、豪雪等など災害のニュースをよく耳にします。 関東大震災以降、災害がぐっと現実味を帯びましたが、時が経つに連れ風化されてしまいます。時々、この様な催しがあると思い起こさせてもらうことができます。
いつ何時自分の身に起こるかわかりません。こうやって子どもも大人も災害について学べたら、いざと言うとき何かの役に立つはずです。
(F)