4|| 「自分たちだけで知るのはもったいない、みんなに伝えていきたい」 こだわり春まつり開催
2010年4月25日【コープ自然派こうち】
4月最後の日曜日、毎年恒例の「こだわり春まつり」が開催されるというので、今年もお邪魔してきました。場所は南国市篠原にあるコープ自然派こうちさんのセンターです。
11時開始のところ、10時45分に会場につきましたが、すでに待ちきれないお客様たちが出店コマをまわっています。さっそく産直鶏を使った焼き鳥のいいにおいが広がっていました。
11時、「はじまりのことば」でまつりがスタート。東條理事長さんが「最近の世の中はいろんな悪いこともありますが、今日のまつりでは、『体にはいい食べ物を、心にはいいことばといい音楽を』」とご挨拶されました。
生産者の直売コーナーでは、キムチ、ハム、うどん、パンなど、コープ自然派こうちさんで扱っている商品の生産者の皆さんと来場者が、自慢の商品を間に話が弾んでいました。特設ステージでは、「アースデイズ・シンガーズ」(毎年4月に行われる「アースデイズ」のために結成されたグループ)の演奏も始まり、まさしく「心にはいい音楽を」です。
組合員さんの「チーム」のコーナーもありました。その中のひとつ「商品こだわりチーム」のコーナーにいらっしゃった組合員さんにお話を聞きました。
Q:「商品こだわりチーム」ではどんなことをしているんですか?
◆「今は添加物のパンフレットから勉強しています。今日は、市販品との比較が分かりやすいパンとハムと練り製品と漬物をならべて試食などしてもらっています。食べてもらうとすぐわかるんですよ。練り製品は甘味料などで作った味ではない本当の魚の味がします」
Q:「チーム」で活動していてどんなことが楽しいですか
◆「商品の生産者のところへも見学に行くんですが、豆腐の工程とか、お肉とか…、行くと感動します。生産者さんが本当にこだわって作っていらして、お肉にしても『命を頂いている』と…。食を考えてみんなで勉強してきて、『自分たちだけで知るのはもったいない、みんなに伝えていきたい』と思います。」
「ちゃぶ台チーム」という食べものや育児についてのチームのコーナーでは、南国市消防署に来ていただいて救命講習を企画。本物の消防車と救急車もきていて、小さな子どもたち(と、そのお父さんたち)は中を見せてもらって大喜びでした。他にも「ハートDEごはんチーム」、「もったいないチーム」、「ブーフーウッドチーム」などのチームがあり、食生活や、高知県産材を使った住宅や廃油せっけんなどについての活動を紹介していました。(チームの名前を聞くだけで、楽しそうですね)
雲ひとつない快晴のもと、臨時駐車場もスタート30分後にはほぼ満車。商品こだわりチームの組合員さんの思いのように、生協の中で組合員さんがみつけた「いいこと」「感動したこと」が、まつりにきてくれたたくさんの人の中に伝わっていくといいなあと思いました。
(S)