会員生協探訪記 67
2016.3.27(日)【高知県高齢者福祉生協】
「第11回高知県高齢者の主張大会」が開催されました
高知県高齢者福祉生協が12年前から毎年開催し(昨年は休み)、11回目を迎える「高知県高齢者の主張大会」がソーレ大会議室で行われるとのことで観覧してきました。
今までは高齢協単独で進めていた運営を今年は他団体からも実行委員を集め実行委員会をつくり早い段階から準備をされていたようです。県生協連事務局にも実行委員がおりましたが当日は残念ながら都合で参加できませんでした。
この高齢者の主張大会は元気な高齢者の声を伝える場をつくり若い人たちに知ってもらい、また、元気な高齢者がもっと元気にモットーに始められたそうです。
今回は、15名が投稿し、63才~84才の7名の方が発表されました。満州での出来事、ご主人を亡くされたが「あったかふれあいセンター」で元気を取り戻されたこと、ボランティアで福祉活動をされていたこと、婚活活動の世話役をされていること、戦争や放射能についてなど発表されました。辛い体験などを乗り越え、みなさんが生き生きと過ごされてる様子が分かり増した。投稿者から半分に絞られ選ばれた方の発表だったので、審査委員の方々は苦慮されたようで初めに決めいていた最優秀賞1名、優秀賞2名、客席特別賞1名の枠を超え皆さんに賞が与えられました。
最優秀賞 「ビキニ水爆実験被災船員を追って」 武政氏
優秀賞 「私の毎日の過ごし方」 岡本氏
〃 「私の福祉34年を振り返る」 宮地氏
客席特別賞 「今、知ろうとすること、声を上げることの大切さ」 丸井氏
他にアトラクションとして、高知工科大のジャグリング部のショーがあり,子どもたちも興味津々で見ていました。また、高知医療生協の旧城北診療所で月1回集まって練習しているという「城北ゆにこーん」が楽器演奏を聴かせてくれ、またみんなで合唱し盛り上がりました。
終わったあとはちょっと元気をもらって家路に着きました。