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組合員講座「防災植物教室」を開催しました    2016年10月8日

高知県生協連合会主催の「防災植物教室」組合員講座を開催しました。

防災植物とは、食べられる野草のことです。もしもという時のため、また間違って食してしまうことがないようにするため、防災植物協会の斎藤香織さんと田城光子さんに教えていただきました。

当日は天気が心配されましたが、なんとか雨に降られることなく開催することができました。

参加者は吉原公民館に集合し、防災植物協会の斎藤香織さんより防災植物協会・野草の説明、採取にあたっての注意事項がなされたあと、公民館近くのバンガローに移動し野草を採取しました。

 講師の田城光子さんより説明を受けながら野草を採取したり、実際に口にしてみたりしながら食べられる野草を確認していました。普段から見ていた草花が食べられると知り、驚きと発見で皆興味津津で採取を楽しみました。公民館にもどり、野草についての特徴・調理の仕方や毒性について学び、参加者の方々から食べ方についての質問、有毒植物についての質問もなされ、より深く学習することができました。

 お昼になり、いよいよ採取したものを手分けして調理、防災植物や乾物を利用して作ります。乾物(乾燥野菜)は軽くて保存性もよく、防災食として有効な食品のひとつです。

ミツバオオバコマルバツユクサドクダミヨモギヨメナを使って、天ぷら、サラダ、味噌汁、むかご炒めを作りました。彩りもよくとても野草とは思えない豪勢な食卓になり、参加者みなさんで美味しくいただくことができました。

 

普段何気なく生えている野草も、食べられると知り少し違った目で見ることができました。ただ、有毒なものと大変似た植物もあり、見分けが難しいこともあるそうなので、そのような時は正しい知識の持った人に確認するようにしなければいけません。防災植物を活用する時は正しく利用するようにしましょう。防災植物は季節ごとに食べられる野草も違うそうなので、季節ごとの防災植物も学習してみたいと思います。今回、沢山食べられる野草があると知ってみなさん驚いておられました。今後も防災に関連する組合員講座を開催していきたいと思います。